くれたけ心理相談室 札幌支部 榊原一樹のカウンセリングでも最も多くのご依頼を頂いているご夫婦やカップル、ご友人、先輩・後輩などのお2人でお受けいただくカップルカウンセリング。
その基本的な流れについてご説明させていただきます。
①主訴をお聴きします(目安15~30分程度)
まずはどういう経緯でカウンセリングを受けに来られたのか、お2人にお聴きします。
良好な関係を継続させたい、すぐにケンカをしてしまう、ケンカが長引くのをどうにかしたい、パートナーからのモラルハラスメントについて、妊活や不妊治療による意思や方向性の不一致、セックスレスについて、浮気や不倫について、関係の解消などお2人の関係についてのご相談や、それぞれの思考について、生活におけるの時間の作り方、パートナーの持つ心の問題を一緒に支えてほしいというご相談、親御様とのご関係についてなど内容は様々ですし、お2人の意思が一致している場合も、そうでない場合もあります。
ここでのお話しを元に基本方針を決めていきます。
②それぞれにお話をお聴きします(目安30~45分程度)
お2人それぞれのこれまでの思い、今の思い、これからの思いをお聴きしていきます。
直接お相手にはお話しできなかったことをお話しいただいたり、それぞれの心の整理をして頂く時間となります。
男性のカウンセラーということに大して不安を持たれる方もいらっしゃいますが、性別や年齢問わずにそれぞれのお話をしっかりとお聴きするという姿勢に変わりはありませんので、ご相談をいただいた皆様から「男性だからといって話しづらいとは思わなかった」「どちらに肩入れすることなくフラットに話を聴いてもらえた」「初めて安心してすべてを話すことができた」といったお声も頂戴しております。
どちらかがカウンセリングに前向きでなかったり、もうお気持ちが固まっていてカウンセリングの必要はないと思われている場合でも、すっきりとした結論を出すためであったり、誤解のないように第3者であるカウンセラーをはさんで意見交換をする場というイメージをお持ちいただければと思っています。
お相手にお伝えしたくないことがあれば、カウンセラーは守秘義務を守りますのでお伝え頂ければ幸いです。
お待ちいただくパートナー様にはこちらからご自分やお相手に対するお気持ちを確認するためのワークなどをお願いすることもありますので、ご協力お願い致します。
③カウンセラーをはさんで話し合います(目安30分程度)
直接は伝えにくかったことやうまく言葉にできなかったことなどを、カウンセラーが言い換えたり、質問を交えたりしながら、本当の思いを確認し合うお手伝いをさせて頂きます。
お待ちいただいている間に行って頂いたワークも活用させていただく場合がございます。
お2人だけでは冷静に話し合えなかったのが、カウンセラーが見ている前では自然に冷静に話せたという例もあり、カウンセラーはその場をただ見守りつつ、少しだけ言葉を言い換えたりしながら結論を出すお手伝いをさせていただく場合もございます。
お2人にとって何が最善なのか、それに今出来ることはどんなことがあるのか、共に見つけていく時間となります。最終的な判断はお2人がお決めになることですし、お答えは状況によっても変化していくものですので、結論を急がないということも大切になると考えています。
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時間配分や流れはあくまで目安となります。
それぞれのお2人に合った進め方をさせて頂きますので、お1人ずつのお時間を短くしたり、どちらかのお時間を長くとる場合もあれば、初めからまとめまで3人のままでお話を続けさせていただく場合もございます。
ご相談者様のご希望にも沿いながら、カウンセラーがその場で判断致しますのでご理解くださいませ。
なるべく早いカウンセリングの終結を目指しますが、これもまたそれぞれのお2人によって変わってきますので、複数回にわたるカウンセリングが必要な場合もございます。
決して強制は致しませんが、継続の場合には、たとえば1~2週間後、1か月、3か月、半年など、期間を設定してご様子を見て頂くお声掛けをさせて頂きますので、ご納得された上で継続をご希望頂けましたら幸いです。
不明点などございましたら、事前にお問い合わせくださいませ。