人に話すだけで何かが変わるんだろうか？と思われる方もいらっしゃるかも知れません。ですが、話をするということそれだけでも様々な効果がありますし、一人で考えているだけではまとまらなかった考えや見つからなかった解決方法が、迷いや悩みを言葉にしてみることでご自身の中から引き出されていく姿を私たち心理カウンセラーは数多く目の当たりにしています。
　もちろん私たちはご相談者様の中にある答えを導き出そうとお話を真摯にお聴きし、時には問いかけたりもしますが、もともとアドバイスを求めてきたはずが、お話しされている内に“気付き”が生まれ、光を見出されていかれることもあります。たとえば身体の痛みを抱えていた方が、カウンセリングを通じて心を整えていく内に、身体の痛みも薄れていくということがあったり、人間関係のお悩みを抱えていた方が、お話をしながら相手に求めることではなくご自身を見つめ直していく内に、思考や行動に変化が出て、整理がついたり解決に至るといった例もございます。

　第三者である心理カウンセラーだからこそ話せること、話しやすいこともありますし、私達は鏡となってその想いを受け止めます。綺麗にまとめてお話しいただく必要はありませんので、もやもやしたものもすべてお話しいただければ幸いです。お気持ちを確認させていただきながら、共に向き合わせていただきます。

私、榊原一樹は、高校時代のアルバイトを含め20年以上、札幌と東京(渋谷、二子玉川)、神奈川(横浜市、川崎市)でサービス業に携わってまいりました。
もともと人と関わることや人を観ることが好きだったうえに、表情や話し方が柔らかいと言っていただける特徴も加わってか、若い頃から人からのご相談を受けることが多い人間でした。学生時代から現在に至るまで、同級生の恋愛相談や家族関係の相談であったり、学校の先生や友人の親御さんからの生徒やお子さんについてのご相談であったり、お客様のご夫婦関係のご相談や職場での人間関係のご相談であったり、ありがたいことに老若男女、それはもう本当に様々です。

ご相談を受けて共に考えながら歩む時間が私にとっても幸せを感じられる時間でしたので、傾聴や共感という心理カウンセリングの基本的なスタンスが自然と身に付いていったのかも知れません。お話をされた方からは「話して良かった」「あなただから話せた」とおっしゃっていただくことも多く、その晴れやかな表情から私自身もエネルギーを頂く様な気持ちになることが多かったです。

安心感を持っていただけるであるとか、時間を忘れられるといったお言葉を頂いた事もありますが、榊原一樹のカウンセリングの効果につきましては下記のブログにも掲載させていただきましたので、合わせてご覧いただけますと幸いです。