歩くスピード

札幌でもようやく雪が積もり始めました。
といっても、今後数日の気温を見ると、
またすぐに解けてしまうんだろうなという感じではあります。

このくらいの雪が実は一番厄介で、
薄氷が張って滑りやすいため、
ペンギン歩きと呼ばれる小さな歩幅でちょこちょこ引き摺るような歩き方になってしまいます。

 

天候による道のコンディションや、
道の舗装、傾きなどによって歩き方を変える大切さ。

 

ふと、
これは人と人の間でも同じことが言えるのかもしれないと思いました。

 

例えばお子様と歩くとき。
例えば足を悪くされた方と歩くとき。
例えば今日はゆっくり空を見たい恋人と歩くとき。
例えばあと5分の終電に間に合うために必死な友人と歩くとき。

 

一緒に歩く相手や、
その時の状況によって歩幅やペースを変えるというのが苦手という方もいらっしゃるかもしれません。

もしくは、
相手が無理して合わせてくれている事に気付いていない方もいらっしゃるかもしれません。

 

染み付いた行動習慣を変えることは、
初めは難しいかもしれませんが、
このペースで大丈夫かな?って気にしてみたり、
もうちょっとゆっくり歩こう?って言えたりしたら、
2人の間の空気はもっと素敵な風通しを生んだりして・・・。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
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