それが正しい言葉だとしても

そんなこと
本当は分かっている
本当は知っている

それでも
それが正しくても

それを欲しくない時だってある

嘘でも良いから慰めてほしかった
黙ってぎゅっとして頭を撫でてほしかった
何も要らないからただ傍に居てほしかった

正論とか正解とか一般的な常識とか通念とか
もちろんそれががっちり「はまる」時ってあると思います

けれども
それらがそもそも肌に合わない人もいるし
今欲しいのはそれじゃないって時もある

お相手は
日々何を感じているだろう
何を見ているだろう
どんな目でこちらを見ているだろう
どんな心の声を発しているだろう

付き合いが長くなってくると
気付くことを忘れがちになるし
慣れ合って本当に必要なことを言えなくなったりもする

おふたりの世界は
おふたりだけのものだから

いつだって気付きを忘れず
それをまた伝え合い築いていく

今ならまだ
その“ずれ”や“ゆがみ”は
元に戻せるかもしれない

全く問題ない
大丈夫というおふたりも
もっと良好な関係で居られるかもしれない

こまめに向き合うことを
どうかお忘れなく。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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