春を好きな理由
ずいぶんと長い間
雪の下で眠っていた土や草が
ゆっくりと身体を起こしていく姿
つよいなって
いつも思う
陽が差して
風が吹いて
少しほこりっぽい感じがするけれど
それすらも心地好くて
暖かくなっていくんだなって
ちょっと微笑む
虫が飛んでいるのを見て
そうか、春なんだって
どこかでずっとお休みをして
よーし、今年も楽しむぞって
とびまわっているのかもしれない
季節の始まりは
季節の終わりでもあって
どこか嬉しさと寂しさが入り混じったりもするのだけれども
それぞれに良さがあって
分かれているからこそ
気持ちを切り替えられるタイミングをもらえているような気もして
行き詰ったり
立ち止まったりしたとしても
大丈夫なんだって
どこか思わせてくれる感じがある
僕は大丈夫だし
君もきっと大丈夫なんだけど
今はまだ大丈夫じゃないなってときは
そばに来てくれればいいし
話してくれればいい
放ったり
離したり
自分のペースで
大丈夫になっていけばいいからね。
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