お母さんがダメって言ったら、ダメなの?
「で?お母さんにどうしろと?
フジテレビ系列ドラマ『silent』第8話より
さっきも話したけど、お母さん、そんな能力ないもん。
聞こえるようにしてあげられない。
お母さんがダメって言ったら、ダメなの?
やめなさいって言ったら、やめるの?
お母さん別に、関係ないもん。」
川口春奈さん演じる紬が付き合っていた鈴鹿央士さん演じる湊斗と別れ、
耳の聞こえなくなった目黒蓮さん演じる想と会っていることを、
森口瑶子さん演じる母・和泉に伝えるシーン。
フラットに受け入れ、
受け流すかのように聞き入れる母の言葉。
「関係ないもん」という最後の言葉も、
冷たく突き放すということではなく、
“好きにして良いし、好きにした方が良いし、
それでも応援するし、見守るよ。”
そんな想いが優しく込められているように感じました。
周りの目、
周りの意見、
一般論。
ある決断に対して、
自の横をあらゆるものがよぎることってあると思います。
大切なのは自分の心。
ということはよく言われますし、
僕もよくお伝えしていますが、
それでもやっぱり周りからの音や熱で揺らぎそうになったりもする。
もう一度、
最初に決意した時の気持ちに立ち返ったとき、
それが揺らいでしまうなら考え直した方が良いのかも知れません。
いや、やっぱり私はこれで行くと、揺らがないのであれば、
その決断を大事に握りしめて良いのだと思います。
それでもただただ周りを蹴散らして進めということではなく、
そんな自分を見てくれている人がいて、
心配して声を掛けてくれる人がいるということも忘れてはいけないし、
自分の決断に対し、
自分で覚悟と責任を持つことが大事なのだと思います。
あなたはあなたとしては“ひとり”なのですけど、
決して“独り”ではない。
さぁ。
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