利口バカになれ
中学校の頃の国語の先生が
よくこの言葉を使っていました
当時はその先生のことが苦手で
今思えば考え方とか意識みたいなものは似ていたのだと思いますが
なんだか暑苦しいというか
ちょっと大人に対して冷めた態度でいた僕からすると
全く受け入れられず
授業後の提出ノート越しに言い合いになったこともありました(笑)
“利口バカ”とは
本当は利口なのに
バカぶっている人のこと
例えば
知っているけれど知らないふりをして
相手を立てて話を聴こうとする人を指します
知っていたことでも
自分と他の人では
受け取り方が違うかも知れないから聴いてみたい
という好奇心を持って人の話を聴くことを楽しめる人
心理カウンセラーというお仕事をしていく中でも
それ以前に日々の人間関係の中でも
これって物凄く大切なことだなと感じます
20年ほどの時を経て
その言葉が響くことになるとは・・・
先日、『腑に落ちた時に』というブログの中でも書きましたが
その時は入ってこなかった言葉が
すーっと入ってくることとなりました
ひとつだけ物申すとすれば
“バカ”という言葉だけが
ちょっと強すぎて引っ掛かりをおぼえるので
何か優しい言葉に変換出来たらなと模索しています
皆さんには
時を経て響いてきた言葉はありますか?
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