怒りを原動力にする

“怒り”ってとても強い感情で
それはときに他の感情や思考を
支配してしまうくらいだったりもします

自分が支配されてしまうだけならまだしも
一時的な感情で周りに当たってしまったり
関係のない所にまで波及させてしまったりすると
結果的には自分が損をしてしまうことだってあるかも知れません

アンガーマネジメントについては
先日『「ありがとう」の機関銃』という記事の中で触れましたが
“怒り”も人の中から生まれる大切な1つの感情なので
せっかくならばそれをエネルギーにしてしまえば良いという考え方もあります

たとえば自分への怒りであれば
「こんな思いは二度としたくないから、がんばろう」

たとえば職場などで嫌味を言われたことへの怒りであれば
「悔しいから仕事で追い越して何も言われないくらいになろう」

たとえば社会への苛立ちや怒りであれば
「それが気にならないくらい大きくなって達観してしまおう」

もちろん
痛いくらいに拳を握ってうぉぉぉぉーって叫んだあとで良いです
「ありがとう」の機関銃をぶっ放したあとで良いです

まず吐き出すものは吐き出して
「この悔しさもこの怒りもこの苛立ちも
ここからの自分のエネルギーに変えてやるぜ!!」くらいの感覚で
ベクトルを変えてみるのも意外とカ・イ・カ・ンだったりします(伝わるかな?)

そしてこれができるようになると
色々な物事をおだやかーな目で見られるようになったりもします

怒る猫

どうにも収まらない感情が出てきたら
ただ憎しみや妬みに変えるのではなく
1つの方法、1つの捉え方として試されてみてはいかがでしょうか?

もしもお手伝いが必要ならば
カウンセリングの場やイベントの機会などで
フォローさせていただきます。

怒る猫

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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