君に夢中
TBS系列で金曜夜10時から放送されていたドラマ『最愛』の、
観ている側も感情が物凄く昂ぶってくる瞬間に、
優しくも儚く流れ出すイントロと宇多田ヒカルさんのハミング。
絶妙に心を持っていかれ、
毎話毎話、涙なくしては観れないドラマでした。
でした、と言っていますが、
実は僕はまだ録画で最終話を残しています。
結末を早く知りたい気持ちと、
終わってしまうのを認めたくない寂しさとの戦い。
「好き」とか「愛してる」という言葉とは違う、
それはまた熱のこもった言葉。
このチョイスが素敵です。
そういえば「夢中」という言葉。
夢を見ている時のようにひとつの物事に心を奪われている状態という意味で使われていて、
当たり前の様に理解したつもりで使っていました。
ですが、
夢の中ってわりと現実的で、
何かに没頭しているとは限らない場合もあるのでは?と屁理屈を考えてしまいました。
いやいや、
要は【夢の中】自体が心が支配されている状態なのだ。
という説明。
ん?
考えるほどよく分からなくなってきて、
気が付いたら「夢中」に「夢中」になっていました。
夢の中では普段ありえない様なことが平気で起こり、
それを受け止める自分がいます。
完全に心を支配されていて、
「何か変だな」と思いながらも流れに従ってしまうでしょう。
この説明でようやく納得しました。
→Meaning-Book
当たり前の様に使っている言葉も、
語源を追うと時代の変化で解釈が変わっていくものもあります。
調べてみると面白さがあって、
さらに愛着が湧いてきます♪
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ここがあなたの心の寄り処になれますように。
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