途中でやめようとした話こそ一番話したい話です

現在放送中の
日本テレビ系『初恋の悪魔』というドラマで出てきたセリフです。

『Mother』
『それでも、生きてゆく』
『問題のあるレストラン』
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』
『カルテット』など
数々の名作ドラマを手掛けられた坂元裕二さんの脚本。

4年ほど前の『anone』を最後に、
しばらくTVドラマ脚本はお休みするなんてお話を耳にしていましたが
昨年春の『大豆田とわ子と三人の元夫』でまた名作を生み出され
次は何が来るかなと待ち受けての今作でした。

無類のドラマ好きとしては
キャストさんや予告からして
もう間違いないなと興奮しておりましたが
やっぱり間違いないです。

さて。

取り乱しましたが
作品の良さはご覧になっていただくのが一番ということで

今日は
タイトルにもいれたセリフについて。

カウンセリングの場面や
日々の生活の中での人との会話の中で
途中で「あ、やっぱりいいや」と話をやめてしまう
もしくはやめられてしまう経験はありませんか?

言い淀(よど)みと呼んだりもしますが
間(ま)と同じくらい
とっても重要なポイントになると考えています

もしかしたら相手を選んだのかも知れないし
もしかしたらタイミングを選んだのかも知れない

もしかしたらそこに嘘が紛れていたのかも知れないし
もしかしたらそこにこそ本心があったのかも知れない

色々なもしかしたらが考えられますが
少なくとも言い淀んだということは
何かを考えて、そうなったということ

何を言い淀んだのかということも大事ですが
なぜ言い淀んだのかということも大事です

それはご自身の中で考えてみるも良し
お相手の想いについて考えてみるも良し

カウンセリングの中では
綺麗にまとめてお話しいただく必要はありませんし
タイミングが違うと思われるのであれば
今でなくて構いません

ただ
その言い淀みを
ご自身でも理解してあげることが大切です

話したくなったそのときは
ぜひここへいらしてください。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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