秋の夜長のおともにおすすめの映画を教えてください。(くれたけ#259)
今日のブログは
くれたけ心理相談室の本部から出される毎月のお題に答えるシリーズ
9月の2つ目にお答えします
“秋の夜長”と“映画”というキーワードで
真っ先に浮かんだのが
1番最近観たからとか流行っているからという理由ではなく
今なお上映中の『国宝』でした
任侠の一門に生まれながら
女形としての才能を見出され歌舞伎役者の家に引取られた主人公•喜久雄
やがてその家の御曹司と切磋琢磨し
芸に青春を捧げていくというあらすじ
春頃に別の映画を観た時に予告が流れていて
ストーリー、絵面、キャスト、監督
どれをとっても「絶対に観たい」と思った作品でした
自分の中で
“この監督さんなら間違いない”とか
“このキャストさんが出ていれば間違いない”という感覚ってありませんか?
僕の中ではそれが
『スクラップ・ヘブン』という大好きだった作品の李相日監督であり
田中泯さんと寺島しのぶさんです
そしてこれから間違いなくブレイクしてくるであろうと予想していたお2人(おすすめ作品)
黒川想矢さん(『怪物』『からかい上手の高木さん』)
越山敬逹さん(『天狗の台所』『ぼくのお日さま』)
さらには主題歌がKign Gnuの井口理さん
観ない理由がありませんでした
上映時間が3時間近くあるということで
耐えられるかな…?なんて思っていましたが
本当に時間を忘れるくらい没頭しましたし
観終わった直後
このままもう一度観たいと思うくらい素敵な作品でした
吉沢亮さんと横浜流星さんを始めとするメインキャストの皆さんの
とてつもない苦労と努力が
1つ1つの動きや表情に滲み出るように伝わってきて
様々な視点から“生きざま”というもの感じさせていただいた気がしています
音もなく涙が流れるような
心地好い鳥肌に包まれるような
そんな素敵な感覚でした
あまり人におすすめってしないのですが
この作品は周りで観るか迷っている知人などに
おすすめして納得してもらえました
今は原作本を読ませていただいていて
先日、上巻が読み終わったところです
こちらには映画では描かれなかったシーンもたくさんあり
3時間にまとめるのは相当大変だったのだろうと推測しながら
あらためて楽しませていただいています
下巻が読み終わったら
もう一度、映画館に足を運びたいなと思います
ちょうど秋の夜に。

投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
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