手放すことは見守らないということではない
ずっとこの手で育ててきたもの
ずっとこの手で温めてきたもの
手放すことって
なんだか見捨てる様な
見放すような気持ちがしてしまって
なかなか踏み出せない
でもきっと
手放すことって
そういうことではなくて
より広い世界を知って
その人やモノにとって
もっともっと大きくなるチャンスを与えてあげること
もし
自分の心のどこかで“寂しさ”が
その決断を邪魔しているのなら
何のための、
誰のための選択なのか
思い出してみるといいかも知れない
かわいい子には旅させよ
なんて言うけれど
そんな風に『送り出す』って捉えたら
もう少し温かく
もう少し柔らかく感じられるかな
その背中を見送るまでは
涙はそっとしまっておいて
頼もしく大きく手を振ってあげてほしい
そして
もし帰ってきたくなった時は
その手で強く抱き締めてあげてほしい
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