うっせぇわ
心に余裕がない時や
身体に疲れが溜まっている時や
頭の受け入れ態勢が整っていない時って
どんなにためになる説法も
どんなに優しい声掛けも
どんなに的を射た正論も
どんなに感動する曲のフレーズも
少しも響かないことってあります
「わかってるわ、そんなこと」
「何言っちゃってんの?」
「うっせぇわ、今それどころじゃないんだよ」
「何様だよ。こっちの気持ちなんてわかるわけない」
良いんだと思います
だって
それがその時の本心なのだから
響かない時に無理に響かせようとしたら
きっと雑音が混じった不愉快音になってしまって
それはますます入ってこなくなる
けれども落ち着いて考えれば納得できる事もあるし
心のどこかに置いておいたそれが忘れた頃に腑に落ちる事もあったりするし
相手が自分のことを想ってくれた言葉であるはずなので
できれば「うっせぇわ」とは告げずに
「ありがとう」と頂戴して
(素直に「ありがとう」が出ないときは頷くなり手を挙げるなり動作を入れたりして)
いつか受け入れられた時に
その過程も含めて気付きを自分で振り返ったり
くれた相手に伝えたりできたら良いんじゃないかと思います
お米を美味しく炊くためにゆっくりと水に浸すみたいに
コーヒーを美味しく淹れるためにゆっくりとお湯で蒸らすみたいに
心も身体も言葉も行動も
それぞれのペースで
それぞれの余白を持って
ご自分のために
優しく奏でてあげられますように。
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ご覧いただきありがとうございます。
ここがあなたの心の寄り処になれますように。
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