一歩先を考えた行動

ある高校野球の1シーン

センターとレフトの間
少し浅めのフライ

レフトが斜めに走り込んでボールをキャッチ
3塁ランナーはタッチアップをしてホームへ走る
レフトは懸命にホームへ投げるも間に合わず
貴重な追加点となる犠牲フライ

なんとない場面と思って観ていたのですが
解説者の方が
「ランナーが3塁にいることを考えたら、
今のはまっすぐセンターが走りながらキャッチし、
その流れでバックホームした方が良かったかもしれません」
とおっしゃいました

その1アウトを取るということだけでなく
その先のもう1アウトを取り失点を防ぐ

もう一歩先を考えるプレーだなと感じました

野球に限らず
人や物事って色々なことが連なっていたり繋がっていたりします

たとえばその行動を
今そのまま思い付くがままにしたら
状況はどうなるだろう?

たとえばその言葉を
今そのまま感じるがままに発したら
相手はどう思うだろう?

行く末を想像してみたり
逆の立場に自分を置き換えてみたり
他にもっと良い手段や方法はないのか
そういう風に考えてみることも大切ですよね

とはいえ急に考えるのは難しいので
行動や言動に対して「本当にそれでO.K?」
と普段から自分で問いかけてみたり
余裕のあるときに一歩先も考える癖をつけておいて
選択肢を増やしておくことができたら
大事な場面で慌てなくても済むのかも知れません。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

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