記憶は書き換えられて

自分の中にある
忘れられない記憶

嬉しい記憶
楽しい記憶
幸せな記憶などは
そもそも輝いて見えたり
より綺麗に加工されていったりします

一方で
辛い記憶
痛い記憶
悲しい記憶などは
それらの感情ゆえに鮮明で
より良くない方へ書き換えられていってしまうことがあったりします

いつのまにか自分の中で
事実が捻じ曲げられていたり
拡大解釈してしまっていたりして
さらに良くない記憶へと膨らんでいってしまう

時間が経って冷静になったとき
思えばそこまででもなかったなと気付くことがあったりもしますが
そんな風に書き換えられてしまうくらい辛かったんだなと気付いたりします

乗り越えようとしているときだからこそ得られる客観的な気付き
乗り越えたから捉えられた冷静な気付き

それもまた
とても大切なステップなのだと思います

そして気付いた今
ここから何ができるのか

見るのは後ろや下だけではなく
前や上だと良いのかも知れません

自分のスピードで
自分なりの方法で

大丈夫

行く道々は
もう独りではありませんからね。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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