余計なひと言

感情が昂ってしまう時

そこまで言わなくても良い
そんな言い方をしなくても良い
綺麗とは言えないような
そういった言葉が出てしまうことがあったりします

その言葉で相手を深く傷付けてしまうかも知れないのに
その言葉で誰かを傷付けてしまった過去があるのに
その言葉を発したことで落ち込んだ自分がいたのに

言葉の傷って
受けた側だけでなく
付けた側にも
少なからず残っていたりします

痛くて痛くて
傷口は消えても
その事実は消えなくて歯痒くて

何ができるだろう?

感情まかせになってしまう自分に気付くこと

目を閉じて深く息を吐いてみます

強く手を握り締めたり
皮をつねったりして
神経を違うところへ集中させてみます

その場から
いったん離れてみます

タオルや枕で口を覆って
大きな声で叫んでみます

紙に
それが埋まるくらいの殴り書きをして
くしゃくしゃに丸めてみます

どんな方法でも良いと思います

なんとか
冷静になれるところまで
熱を下げて

そしたら
言葉を選んで
言い方を考えて
タイミングを見計らって

たとえば
第三者の前でリハーサルをして

慎重に、丁寧に

そうすることが
自分自身のために
相手のためになるんじゃないかと思うんです

そして2人という関係に
きっときっと
優しく響いてくれんじゃないかと信じています

そのひと言を
どうか大切に。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。

コメントはこちらへお願い致します。