チカラの込め方
少しインクの出にくいペンと
少しふやけた紙があった
そのペンで紙に字を書くときに
強く力を入れても途切れてしまうし
途切れたところを何度も上書きしようとすると
紙は破れてしまう
でも周りのみんなは綺麗に書いている
同じ条件のはずなのに
あれ?
みんなそんなに強い力を入れていない?
気付いて
優しく書いてみたら
はっきりと綺麗に字が書けた
そのペンはインクが出づらかったんじゃなくて
優しい力でも字が書きやすいペンだった
チカラの込め方って
強くするだけじゃなくて
あえて弱く優しくする方法がある
締めるだけじゃなくて
少し緩める方法がある
押すだけじゃなくて
引くという方法がある
こっちからじゃなくて
あっちから加えるという方法もある

こうだって思い込んじゃうと
わりと簡単なことにも気付けなかったりする
周りを見渡してみたり
外から見てみることって本当に大切
答えはもっと簡単で
ヒントはすぐそこにあるかも知れない。

投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
-
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