どんなタイミングでカウンセリングを受けるのが一番良いのでしょうか?(くれたけ#243)

くれたけ心理相談室 本部から出される毎月のお題にお答えするシリーズ 1月の1つ目にお答えします。

基本的にはオールO.K.だと思っています。
カウンセリングは、それぞれのご相談者様が受けたいと思ったタイミングがベスト。
そのタイミングでカウンセラーと共に築いていくオーダーメイドの協働作業であると考えているからです。

たとえば悲しみや苦しみのいわゆる“どん底”と感じる状態にいる方が、
泣きながらでも叫びながらでも、
とにかく話を聴いてほしいというのもひとつ。

たとえば一番深いところから少し落ち着いて、
見上げたときに光や出口を探してみるけれど、
1人では見つからないという時にお話しいただくのもひとつ。

たとえばパートナーやご家族などに連れられて、
しぶしぶながらも付いてきたであるとか、
それで相手が満足するならとやってきたであるとか、
それもまたひとつ。

こちらとしては、
来てくださった“今ここ”のご相談者様の状態や感情をお聴きするというベースみたいなものは変わりません。

どうしたいのかどうしたくないのか、
どうなりたいのか、そのために何ができるのか。

ときには伴走したり、
ときには伴奏したり、
ときには手を引いて導いたり、
ときには少し離れて眺めさせていただいたり、
あくまで無理のないペースで寄り添わせていただきます。

「もっと早く受ければよかった」
「何十年も苦しんできたことが今日だけでこんなに軽くなるとは」
「感銘を受けました」
幅広い世代の方から素敵なお言葉も頂いています。

感情が溢れても構いませんし、
うまくまとめて話していただく必要もありません。
迷われる方は、
事前にお問い合わせフォームでタイミングについてのご相談をいただいたりもしています。

良いんだよ、それで。
良いんだよ、それも。
そんなスタンスでお話しいただけたらなと思っています。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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