悪意や敵意の目を逸らす

みんなが程よく優しくて
みんなが程よく無関心で

みんなが仲良く
みんなが幸せだったら好いなぁ

そんな風に青空を見上げる

もちろん
実際はそうはいかなかったりする

嘘をついたりつかれたり
傷付けたり傷付けられたり

誰かに対する悪意みたいなものがあったり
誰かに対する敵意みたいなものがあったり

マウントを取り合ったり
プライドをぶつけあったり

それもまた人間で
ある意味おもしろさとも捉えられるかも知れない

が、そういった悪意や敵意みたいなものって
自分が弱っているときには
ものすごくしみ込んできて尾を引いたりするので
おもしろいなんて正直言ってられないこともある

そんなとき
【真摯に向き合わない】というのも
1つの大切なマインドだと思っています

受け取りやすい人
刺激を受けやすい人
優しすぎる人

それはとっても素敵なことなのだけれども
そういった悪意や敵意みたいなものにとっては
格好の的だったりする

反応してしまうと相手は喜ぶばかり

見なくていいし
聞かなくていいんです

がっぷりよつで
真摯に向き合う必要はないんです

内容によっては
「ちょっとそういうの興味ないでーす」
「わたしにそんな時間使うのもったいないですよー」
「今それどころじゃないので失礼しまーす」
くらいのスタンスでスルーしたって良い

それは決して“逃げ”なんかではなくて
自分を守るための大切な“攻め”の行動なんだと思います

物理的に距離を離してみたり
味方をたくさん作って守ってもらったり
夢中になれる他の物事に集中したり
とにかく自分を守るための御守りを思いつく限り用意しておく

自分の心や身体が守られていれば
受け流せる余裕もできたりするので
そのときに「しょうがないから向き合ってやるか」くらいでいい

まずは自分自身が大丈夫な状態をかためること

こっそりうまく抜け出して
無理矢理でも逃げ出して

じっくり取り出して
その思考や感情を捉え直してみる

何よりも自分を失わないことを
どうか大切に。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
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