自分だけが何も変わらないような気がしていた
自分の中では何も変わっていない
きっとこれからもそんなに変わらない
そんな風に思っていたけれど
時が流れれば色々なものが変わる
変わっていくのは周りだけ
自分はここに取り残されているみたい
そんな風に寂しんでいたこともあったけれど
自分だって着実に年を重ねているんだよなぁなんて
鏡に映る自分を見て感じる
取り残されたわけじゃない
自分でここに留まろうとしていただけなのかも知れない
ある慣れた作業に対して
ちょっとした指摘をされて
初めは不満に思ったけれど
後々こっそり確かめてみたら
指摘通りだったこともある
まっすぐ歩いているつもりでも
少しは揺らいでいたりするし
まっすぐ立っているつもりでも
少しが歪んでいたりする
それも自分だし
それも良いんだと思う
大切なのは
過信しすぎないで
ときどき客観的な視点で見直したり
確認してみることなんじゃないかって思う
変わらないことが悪いわけでもないし
変わることが悪いわけでもない
それぞれの良い所を集めて
あくまで自分らしく
自分で選んでよりよいバランスを取っていけたなら
きっともっと心地好いのかも知れない。
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