話すのが好きなあなたと、聴くのが好きな僕

プールで同じ時間によく顔を合わせるおばあちゃまがいて
これまではごあいさつ程度のやりとりだけだったのが
こないだ泳ぎの休憩中の僕とウォーキングの休憩中のおばあちゃまのタイミングが重なって
初めて話し掛けられるということがありました

「泳げるってうらやましいわ」という言葉から始まり
いろいろ話が拡がっていく内に
昔住んでいた地域の話になったのですが
たまたま僕の生まれ育った地域の近くに住んでいらっしゃったことがあるようで
時期的にもどこかですれ違っていたかも知れないくらいの頃だったとのこと

「こんな偶然あるんですね」と盛り上がり
お互い休憩タイムは終了

「ごめんなさいね、話し過ぎちゃった」とおっしゃられましたが
特に急いでいたわけでもなかったので
ゆっくりとお話を楽しませていただきました

僕自身、お話をするのも好きですが
お話を聴くことはもっと好きです

特に今年は2~3歳の子供から8~90代の大先輩まで
たくさんの方のお話を聴かせていただいている気がします

それぞれの人生のストーリーがあって
ともに回想させていただきながら
その人になってその世界を歩いてみたりする

わくわくやどきどき
寂しさや苦しさ
ときには一緒に笑ったり
ときには一緒に泣いたり

時間さえ許すなら
ずーっとずーっと聴いていたい

ママやパパに止められるまでずーっとお話してくれる子供も
「はぁ、なんかすっきりした」って話し終えた後に爽快な顔をしてくれる大人も
みんなみんな愛おしいんですよね

もっとこの方の笑顔を見るためには
自分にあと何ができるだろう?
そんな風に考え

どんな知識や知恵があれば
もっとこの方が歩きやすくなるだろう?
そんな風に学びを拡げていく

まだまだだなって思う自分もいるけれど
だからこそもっともっと開いたり
もっともっと拓いたり

「話す」

ときにそれは声だけでなく
文字や表情やアクションでも良い

当たり前のようでありながら
簡単にできる行動でありながら
やっぱり素晴らしいことなんです

その行動の素晴らしさを知っていただいて
これからもたくさんの人の幸せに貢献できたらなと
なにげない日々の会話から学び
モチベーションとエネルギーをいただくのでした。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
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