弱い生き物
人はそんなに強くありません
むしろとっても弱くて
脆い生き物なのかも知れない
ときどき踏み外したり
ときどき間違えたりもします
いたたまれないニュースを目にして
また起こってしまったかと嘆く自分がいました
何か自分にできることはなかっただろうか
もっと自分に力があったら・・・
そんな風に夜空を見上げて
涙を拭ってみたりする
誰かを傷つけることは
それだけの重さでなく
めぐりめぐってかならず同じだけ
いや、それ以上に自分を傷つけることにもなると思っています
だからといって
簡単にやめなさいって言えたら良いのだけれど
そこに至るまでの世界はその人の中にしかなくて
それは他人が決めつけたり否定できたりするものではありません
何ができるだろう?って考え直すと
やっぱり“聴く”ことからだとあらためて感じ
また
大きな世界を見過ぎて自分の無力さや非力さを嘆く前に
目の前の小さな世界をおろそかにしないことから
紡いで、繋いで、開いて、拡げていく
あらためて【自分】に立ち返ってきます
いつかまたその人が
大好きな食べ物を食べて
ただ単純に「おいしい」って笑う姿や
いつかまたその人が
綺麗な星空を見上げて
ただ純粋に「きれい」って涙を流す姿を
ひとつでも多く見られたら良い
僕の根底にあるのは
ただ、それだけ
そのために磨いていくことを
これからも。
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