たとえば廊下に落ちたそのゴミを拾うかどうかみたいなこと
たとえば
マンションの廊下にゴミが落ちていて
それは今自分が拾わなかったとして
誰かが拾ってくれるかもしれないし
清掃の方が気付いてくれるかもしれない
けれど拾わなかった自分に
ちょっと情けなさみたいなものを感じて
いったんは見て見ぬふりをして通り過ぎたけれど
戻って拾って我が家のごみ箱に捨てた日がありました
たとえば
ドラッグストアのワゴンに積まれた安売りのお菓子が
積み方なのか取り方なのか分からないけれど
1つだけ床に落ちてしまっている
店員さんに任せれば良いことなのかも知れないけれど
気付いた自分が今
拾い上げてちょっと掃ってから戻した日がありました
感謝をされたくてとか見返りを求めてやるとかではないし
今日はこれをやろうって事前に決めることでもないし
何が正解かってことでもないけれど
気付いたのにそれをしなかった時の自分がどうかというだけの話
それをできる人間でありたいというか
それをできる心の余裕は持っていたい
そうやってひらいて
なにげなく積み上げていきたい
ただそんな風に思った話でした。
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