セロトニン~陽のあたる場所~

日照時間が短くなる冬場
特に雪国地域では
11~2月は1か月で100時間を切ることも多いそうです

人によっては雪国でのこの日照時間の少なさに加え
積もった雪や降りしきる雪によって
外界から閉ざされるような感覚があったり
厳しい寒さによって
身も心もきゅっと締め付けられるような
すぼまってしまうような感覚をおぼえることもあるかも知れません

ついつい閉じこもってしまいがちな冬の日々ですが
日光を浴びることで
幸せホルモンとも言われる
セロトニンという脳内伝達物質が増えると
心や身体に良い効果がたくさんあります

脳からセロトニンを出すことで
リラックス効果が得られ
ストレスの軽減になるといわれるほか
血行促進免疫力向上の効果があったり
美肌効果もあると言われています

セロトニンは夜にはメラトニンという
睡眠をサポートするホルモンに変化するので
睡眠の質の向上にも繋がってきます

ある知人が
「冬の北海道は日光が貴重なので、
“セロトニン、セロトニン♪”って言いながら、
なるべく日光が当たる道を歩きます」と言っていたのを聞いて
僕も真似させていただいています

冬の朝の太陽

セロトニンが不足すると
不安障害やうつ病、ストレス関連の疾患にかかりやすくなる
とも言われていますので
通勤時間や休憩の時間などに15~30分ほどで良いので
ちょっと楽しみながら陽の当たる場所に立ってみたり
陽の射す道を歩いてみたりするのがおすすめです

美肌効果以外に関しては
ガラス越しでも効果があるということなので
晴れた日には思い切ってカーテンを開けてみるのも良いかも知れません

大切なお身体やお心のために
ぜひお試しください。

冬の朝の太陽

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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