欲しいのはアンサーではなくレスポンス
子供の頃から
あらゆる場所で
見知らぬ人に話しかけられる
ということがあったという話は
以前にもさせていただいたかと思います
大通公園で
高校をサボっていたら
ベンチで隣に座っていたおじいちゃんに
延々と話しかけられるとか
横浜駅で
マスク•イヤホン•ダテメガネの完全装備をしていたのに
数多いる人の中で選ばれて道を聞かれるとか
上野動物園で
これまた数多いる人の中で選ばれ
韓国人カップルに写真撮影を頼まれるなど…
あまりにもそういうことが多いので
自分でも一切“閉じなくなった”というのもあるんですが
最近はもはや“自分から行く”ようになってきました
つい先日も
スマートフォンを片手にキャリーバッグを引いた6〜70代くらいの男性が
明らかに道に迷ってきょろきょろしているな、助けを欲している目をしているなと思ったので
自分から目を合わせてその方の元へ向かいました
その翌日
エスコンフィールド北海道で野球観戦をしに行った際にも
お隣にお1人で観戦されているおばあちゃまがいて
何かを1人でおっしゃっていたのでそれにコメントしたところから
試合終了まで色々とお話を楽しませていただきました
カウンセラーという仕事もする前からなのですが
なんとなく
話しかけられるということにプレッシャーを感じるというか
何か得て帰ってもらわなければみたいな義務感を感じていたようなところがあって
けれども
たとえばジムやコーヒー屋さんででお会いする人生の先輩方や
道端やプールで会う子供達と何気ないお話をしていて気付くのは
“別に答えを求めていない”
“ただ話相手が欲しい”という場合もあるのだなということ
こちらが何か返そうとする間もなく
延々とお話を続けて
ある程度話し終えたらすっきりしたように帰られるとか
こちらが何かお答えしても
聞いていたか分からないくらいの切り替えの速さで
次の話題が始まったりします
それはもう清々しいくらいに
そうか、これで良いのか
何か欲しているとは限らなくて
ただ、うんうんとうなずいて
ときには笑ったりお褒めの言葉をかけたり聞き返したり
むしろそれが良いんだなと感じたりもします
まず“はなす(話す•離す•放す)”ということの大切さ
それはこれまでもたくさんお伝えしてきましたし
これからもたくさんお伝えすると思います
対面でも良し
画面越しでも良し
文字上のやりとりでも良し
相手が人間じゃなくても良し
ちょっと溜まったものを
はき出したり整理したりするためにも
皆さんもぜひ“はなす”ということを
大切にしてくださいね
というお話でした♪

投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
-
ご覧いただきありがとうございます。
ここがあなたの心の寄り処になれますように。
榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。
最新の記事
ふたり2025年7月30日欲しいのはアンサーではなくレスポンス
お題2025年7月29日あなたのキャッチコピーを教えてください✨(くれたけ#255)
カウンセリング2025年7月28日苦しいけど楽しい
スポーツ2025年7月27日取り急がない