どんなに一緒に居たって

どんなに一緒に居たって
分からないことがあったりします

血が繋がっているとしたって
分かり合えないことがあったりします

パートナーといえど
親子といえど
親友といえど

人はそれぞれ
ひとりの人間としては個別で
それぞれの異なった心の世界を持っているものだから

けれどもそれは決してネガティブな意味ではなくて

だからこそ誰かと居たいって思う感情もあって
だからこそそれぞれが面白くて美しくて素敵で
だからこそ尊重されるべきことなんじゃないかと思うんです

分からないからこそ
知ろうとすること

分かり合えないとしても
伝え合ってみること

そんな風に繰り返していくことで
お互いに馴染んできたり
うまく混じり合った“ふたりの色”ができていくのかもしれません

わたしはわたし
あなたはあなた

ひとりとひとりで、
ふたり

縦に並んだり
横に並んだり

向かい合わせに座ったり
背中合わせに座ったり

それも良いし
それで良い

それがふたり
それぞれのふたり。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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