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2022年6月29日 2022年6月29日榊原一樹

榊原一樹

おはよう
体調はどう？

最高が100だとしたら
今日はどのくらい？

こんにちは
怒りさん

最高が100だとしたら
今のシチュエーションはどのくらい？

また会ったね
不安くん

最高が100だとしたら
この場面はどのくらい？

たとえば
体調を崩したときの身体との会話。

少しだるいな
少し熱っぽいな
少し喉が痛いな

一番良いときってどのくらい？
どうして今の状態になった？
どうすれば良くなりそう？

状態を知って
自分で調整をしてあげる。

今日は70くらい。
無理なくいこう。

たとえば
強い怒りに頭が支配されてしまうとき。

どうして私だけがこんな思いをしなくちゃいけないの？
何度言ったら分かるの？
腹が立って頭がおかしくなりそう。
誰かにぶつけてしまえ。

少し目を瞑って時間を置いてみる。
本当に私だけ？
伝え方を変えてみる。
お相手の表情をじっくり見てみる。
1度ぐっと言葉を飲み込んで自分と話してみる。

冷静になってみたら、
100の怒りが60にも収まった。
ちょっと焦っていたかな？

たとえば
強い不安に襲われるとき。

この場所は怖いな。
あの人が傍に居る。不安だな。
この時間は気持ちが落ち着かないな。

深呼吸をしてみる。
距離感や接し方を変えてみる。
誰かに話してみる。誰かと一緒に居てもらう。

臨み方を変えてみた時の
不安を比べてみる。

100だった不安が80くらいにはなったかな。
少しだけ慣れた気がする。

心身の調子をよく知るために、
ご自身の中で数値化してみるのは、
ひとつの手段としてとっても大事なこと。

数字が苦手な人は、
顔の表情の絵を描いてみても良いし、
ハートの数で決めたりお天気マークにしても良いね。

あくまでこの数値は誰かと比べるとかではなく、
ご自身の中での自分ルール。

このくらいの数値のときは、
こうしてみようって、
少しずつ対策が増えてきたら、
自分自身ともっと良いお付き合いが出来るかもしれない。

ここは肩肘張らず、
思いのままに。

榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部心理カウンセラー

ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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