180センチの僕の世界と(推定)140センチの君の世界

向こう側から歩いてくる少年が
何かを探るように
周りを窺うようにしているなぁと思ってたら
道に積もっている雪をパクッと食べました

大人になった自分は
それがもしも自分の子供だったり
生徒や知り合いだったりしたら
「汚いからやめな」と言ってしまいそうなところ

でも子供の頃の自分を振り返ると
降りたて積もりたての雪って
本当に食べたら美味しそうに見えていたんですよね

わかる、わかるよ
僕も子供の頃は雪をたくさん食べた

そう思いながら
心の中で微笑んでいました

少年とすれ違う前に
通り道にあったある建物のひさしに
連なっているつららがあって
自分の頭に当たりそうだったので
軽く叩いて落としたんですが

あれも彼からすれば
危ないという感覚より
美味しそうとか剣みたいでかっこいいとか
そういう感覚なのかななんて
そんなことを思いました

色々な知識を得ると
良いと思っていたものがそうでもないと気付いたり
綺麗だと思っていたものがそうでもないと気付かされてしまうことがあります

(衛生的には心配だけれど)
推定140センチの君が持つ
その視点や世界観は
間違いなく澄んでいて美しい

その好奇心や冒険心みたいなもの
大切にしてほしいなぁと
誰目線か分からない想いを抱いたお話でした。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
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