真実はいつもひとつじゃない

皆さんは、
ミステリと言う勿れ』という漫画、ドラマをご覧になったことはありますか?

僕は漫画の方にずっと興味がありながら、
踏み出すタイミングを掴めずにいた人間です。

それを知っている訳でもないと思いますが、
たまたまお正月に久々にお会いした先輩から、
「『ミステリと言う勿れ』って読んだことある?」
と聞かれ、
「気になってるけど、まだなんですよー」とお答えしたら、
「すごい似てるんだよね」と言われました。

 

似てる?
天パで面長なところが?
そこまで天パではないぞ?
表紙の色白で面長のシルエットはなんとなく通じるものを感じるけども。

 

なんて思いながらお話を聞いていると、
“物事に対する考え方”とか“表現の仕方”がとのこと。

 

へぇ、そうなんだ。
ますます気になる!

 

とりあえず1月からドラマが始まるということだったので、
録画してみてみることに。

 

そして1話目も早々に、
あぁ、似てるかも。
となりました。

 

声を大にして言っておきますが、
間違っても主演の菅田将暉くんに似てるということではありません!
(全世界の菅田くんファンにぼこぼこにされたくないので)

 

まさに“物事に対する考え方”とか“表現の仕方”の部分でした。
あぁ、こういう考え方してるし、
こういう発言してるな、と。

 

あれ?
先輩はもしかして理屈っぽくて性格悪いって言いたいのか?
と思って後々聞いてみたら(聞くな)、
そういうことではないとのことで安心しました。
まぁ聞かれて、そうだよとは言わないと思いますが(笑)

 

で、タイトルに書いた「真実はいつもひとつじゃない」というフレーズ。
ドラマの中で主人公が発するセリフの中に出てくるのですが、
「真実はいつもひとつ」というとある名言をひっくり返しそうなこの言葉ですね。

 

ドラマの中では、
事件の捜査において、
その事件のもとになったもうひとつの事件の真実について疑えという意味で発せられているのですが、
この言葉って心理に関しても大いにいえることだなと感じたので取り上げました。

 

誰かにとってはそれが真実でも、
別の誰かにとっては真実だとは限らない。

世間一般とか既成概念とか常識と言われるような類のものも、
そもそもはひとが作り出したもの。

 

それに当てはまらないことは間違いなのか?

みんながそうだから、
自分もそうでなきゃいけないのか?

 

僕はこれに関して、
ひとを故意に傷つける行動や行為でない限りはNOだと思います。

 

あなたはどう思うのか?
あなたはどうしたいのか?
そこにあなたの心はあるのか?

 

1月25日のブログ『当たり前を見直してみる』でも書かせていただきましたが、
流されそうなとき、
迷っているとき、
少し立ち止まって、
確認をしてみる作業はとっても大事です。

 

ぜひお話ししましょう。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。

コメントはこちらへお願い致します。