誰かのためになにかを

誰かのためになにかを
したいと思えるのが
愛ということを知った

中島美嘉さんの『雪の華』から。

 

ある大学生とお話をした中で。
まん延防止措置の影響でサークル活動がお休みになってしまったとのこと。

ルール的には、
完全にお休みにしなくても良いとのことだったようですが、
音楽を演奏するサークルなので、
話し合いのうえで活動をお休みすることを決定したそうです。

この時期、
卒業する先輩への演奏会に向けての練習があるため、
少人数に分けて練習をしようという案と、
何かあってはいけないから休もうという案で、
最後の最後まで意見が割れたようで。

険悪な空気も漂って、
何よりそれがすごく嫌だったと話してくれました。

 

世間の色々なところで、
生活面や娯楽面においても様々な制約が出ています。

本当に痛ましいことです・・・。

ただ、
このお話の学生さん達が素敵だなと思ったのは、
卒業生のために練習をして良い演奏をしたい。
誰かが感染してしまって演奏会自体が成り立たなくなってしまっては意味がない。
どちらも「誰かのことを想っている」がゆえの考えであるということ。

責めるとか咎めるとかでなく、
ぜひお互いの想いを認めてあげていただきたいなと思いました。

 

どうしても、
ストレスのたまるこのコロナ禍での生活において、
心無い言葉や行動が飛び交ってしまうシーンは目立ってしまいます。

その中でも、
心温まる行動や声掛けもたくさんたくさん見受けられます。

 

どうかどうか、
優しい心で笑顔が溢れる世の中になってほしい。

だた、それだけを願います。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。

コメントはこちらへお願い致します。