長いトンネルを抜けて
焦っていた
成果が出ない
違う違う
焦ることをやめた
いや、厳密にはやめてはいない
歩みは止めないようにしている
けれど
慣れない動きをして
身体が少しずつ悲鳴を上げているのに
気付かないふりをして
無茶な体勢を取るのはやめた
スピードとか
やり方とか
効率と自分に合う形を吟味して
もう一度
整える
足したり引いたり
色々試してみて
無駄に肩の力の入っていない
自分らしい表情
鏡は苦手だけど
自分のためにちゃんと見つめる
目を逸らしたいときは
後ろめたいとき
それも分かってる
それもちゃんと見つめる
誰のためでもない
自分のため
そして
自分のためは
自分を求めてくれる誰かのために
きっとなる
だから信じることをやめない
行動することを止めない。