子供は知っている

高校生くらいの頃
子供が苦手だった時期がありました。

 

もともとは
はとこがたくさんいたり
ご近所の年下の子達と遊ぶ機会が多かったこともあり
子供と遊ぶのは好きだったはずなのに。

 

大人への階段を上る途中の
まだ成り切れないけど成り上がろうと焦っていた時期の
特有のうねりみたいな感情だったのだと思います。

 

それが
20歳を超えたあたりだったでしょうか。

 

電車の中や働いていた飲食店などで
赤ちゃんや子供にじっと見つめられることがやけに多くて
何?そんなに珍しい生き物に見える?と思いつつ
必死に笑ってみたり変顔をしてみたり。

携帯電話に夢中なお母さんに代わって(頼まれてはいない)
電車の移動中ずっとベビーカーの子供をあやしていたなんてこともあったり
「普段は知らない人を怖がるんです」という赤ちゃんが
ずっとニターッと笑ってくれたり。

 

すっかり子供の虜になって
その可愛さを思い出した僕は
「それまでの過程を全部すっ飛ばして子供が欲しい!」と言い出す始末・・・。
軽率極まりないですね。

 

札幌に帰ってきて、
スポーツクラブでお仕事をさせて頂いていたときに、
3歳~中学生までの体育スクールの指導をしていたり、
引率でスキーやキャンプに行くことが多々ありました。

ヘラヘラしている僕の見た目のせいか、
もしくはこいつも同じ子供だなと侮られていたのか(笑)、
わりと子供人気は高かったようだと
スクール生のお母様たちから言って頂いて気付きました。

「うちの子、さかきコーチ大好きって言ってます」とか
受け持つ担当のクラスではない子の親御さんからも言われたりなんかすると
ついつい顔が綻んでしまいますよね。

 

特に何かを意識していたわけではないですが
基本的な考えとして
年齢性別で物事を考えない僕の頭と
彼らが全力で来るから僕も全力で受けることを繰り返してきた結果なのかも知れません。

大人になってからの方が
子供から得る学びもたくさんありますしね。

 

 

カウンセリングでは、
・お子様のことでお悩みの親御様
・親子関係でお悩みの方
のご相談も承っております。

ご家族の中ではまとまらなかった考えや行動も
窓を開けて外から風を取り込んだ時に変わる流れがあるかも知れません。

ご自宅へのご訪問なども致しますので、
ご検討いただけたらと思います。

 

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投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
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