流浪の月

皆さんは
小説を選ぶとき
何を基準に選びますか?

作家さんのお名前であったり
好きなシリーズ作品であったり
表紙や帯であったり
色々あるかと思います。

僕も作家さんで挙げさせていただくと
伊坂幸太郎さん
誉田哲也さん
中村文則さん
の新しい作品が並んでいると
ついつい手に取ってしまいます

それ以外だと
本屋大賞
このミステリーがすごい!
そして僕が一番大事にしているのが
身近にいる読書好きの方のオススメに乗っかる
です。

家族が読書家ばかりだったにも関わらず
僕自身は高校生くらいまでは
ほとんど読みませんでした。
(というか集中力が続かなくて読めなかった)

横浜に住んでいた頃
職場の先輩が大の読書好きで
その方はとにかく気になったものを手に取るというスタイルでしたが
一度読んだら捨てるという方でした。

付き合いが長くなるうちに
読み終わると全部そのまま僕にくれるようになり
そこからどんどんハマるようになったと思います。

札幌に帰ってきてからは
もっぱら母の読み終えたものを拝借して読んでいますが
今回読み終えたのが凪良ゆうさんの『流浪の月』という作品。

映画化もされているので
ご存知の方も多いかもしれません。

2020年の本屋大賞をとられた作品です。
→凪良ゆうさんのTwitterアカウント @nagira_yuu

お互いに複雑な過去を抱えながら繋がり合う
世間一般からすれば
少しいびつな更紗(さらさ)と文(ふみ)の関係。


でもそこには確かな愛が在って、
微妙で繊細な心のやりとりが、
美しく描かれていて、
早く先を読みたい気持ちと、
この世界に浸っていたい思いにとらわれながら、
気付いたら鳥肌と優しい涙が出ていました。

凪良ゆうさんの作品は初めて読んだので、
これからチェックしていきたいと思います。

皆さんもオススメの本があったら、
ぜひ教えてくださいね。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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