ただ懐かしいと微笑むだけでは済まないけれど

「県外から知人が遊びに来ます。あなたはどこへお連れしますか（観光地編）」(くれたけ＃186)

生まれ育った札幌市東区。

今の生活の拠点である西区からはなかなか接点がなく
それほど足を運ぶことはありません。

それでもたまに訪れると
神奈川に出るまでの19年間生きた記憶がぽつりぽつりと顔を出して

この辺に友達が住んでいたなとか
この道を超えると校区外だからどきどきしていたなとか
ここは前は違うごはん屋さんだったよなとか

点と点が繋がって
まるでその当時に戻ったみたいな感覚になります。

その札幌市東区にあるモエレ沼公園。

時計台でも藻岩山の夜景でも羊が丘展望台でもなく
僕は自分が大好きなこの場所をオススメします。

札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという
「環状グリーンベルト構想」における拠点公園。

1982(昭和57)年に着工し、
2005(平成17)年に オープンしたそうです。

完成前から入れたので、
2005年完成と聞いて驚きました。

設計は世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチさん。
「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに
造成が進められたとのことで、
あらゆる建造物や遊具、トイレですらお洒落な外観になっています。

広々とした空間の中に
自然も多く
ただそこにいるだけで心が開放的になり
落ち着いていられる場所です。

さらには夕焼けが綺麗な日は
その空と山のコントラストも最高。

札幌に在りながら
少し異空間のような
僕の憩いの場所です。

心落ち着かせるパワースポット
と呼んでも良いかもしれません。

札幌にお住まいでまだ足を運ばれていない方、
これから札幌にお越しの際はぜひ♪

モエレ沼公園
所在地:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
休園日:なし（但し、各施設はそれぞれ休業日あり）
入場料:無料
駐車料:無料