失ったことで得るもの
長年タバコを吸っていた方で
職場が全面禁煙になったことでタバコを吸う本数や機会が減って
いつの間にか吸わなくても平気になっていたという方がいました
利き手をケガした方が
反対の手でごはんを食べる練習をしてみたら
いつの間にか両方上手に使えるようになっていたという話がありました
スマートフォンは持たないと断言していた方が
都合上どうしても持たざるを得なくなって使っていたら
いつの間にか動画を撮ったりお孫さんとTV電話をできるようになっていました
慣れ親しんだ状況が変わったり
ずっと当たり前にあった機会を失うことって
初めは抵抗や寂しさがあったりするもの
けれども
心が受け入れた時に新しい一歩を踏み出してみたら
思っていたよりもすんなり馴染んだり
思っていたよりも心地好かったりすることもある
きっかけはどこから転がってくるか分かりませんが
「そうか、そういうタイミングなのかもな」くらいの感覚で
始めたり変えてみたりするのも悪くないのかも知れません
失ったとか奪われたというイメージではなく
開いたとか与えられたといった少しポジティブなイメージを添えて。
投稿者プロフィール
-
ご覧いただきありがとうございます。
ここがあなたの心の寄り処になれますように。
榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。
最新の記事
- カウンセリング2024年11月22日その後、いかがですか?
- スポーツ2024年11月21日批判的に見てしまう癖
- 子供2024年11月20日思いもよらぬ視点
- ふたり2024年11月19日沈黙の意味