情熱が冷めるとき

「あんなに好きだったのに」
「あんなに大切にしてたのに」

ずっと同じままで居られたら
それもまた幸せなのかも知れないけれど

人やモノへの思いや興味への情熱とかって
年齢や経験や環境だったり
はたまた突然ふと冷めてしまうこともあったりする

きっとそれ自体は悪いことではないんだと思っています

今日は今日で
明日は明日だし

今日のあなたは今日のあなたで
明日のあなたは明日のあなただから

確かに繋がってはいるのだけれども
それはその内の1本にすぎなくて
日々また増えたり減ったり伸びたり縮んだり
刺激を受けながら形を変えていく

初めは違和感とかむず痒さを感じてしまったり
寂しさや執着みたいなものがこびりついてくるかも知れないけれど
それもまた真実

少し落ち着いて距離を取れるようになったら
諦めるとか開き直るというよりも
認めるとか受け入れるとか
そういった肯定的なニュアンスで捉えてみることも大切です

「そっか、今のわたしはこうなんだ」

そんな風に自分や相手を許してみること

ある種の分岐点のようなもので
その先には
それまでとは違った距離感や
新しい気付きがあるのかも知れません。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。

コメントはこちらへお願い致します。