セオリー通り

何事にも定義があったり
基本的な理論があったりします

けれどもそれはあくまでもベースであって
日々生きているとその理論通りにいかないことはあるし
予想を遥かに越えて来るような事態も起こったりしますよね

自分が学んできた理論や
これまで積み重ねてきた定型では乗り切れないとき
対応力が試されるなと感じます

僕はそういった場面に遭遇すると
自分の視野を広げる大きなチャンスだとわくわくしてしまうタイプです

さあ、どうする?
今、ここで、何ができる?
何がベスト?もしくはベター?

ぐるぐる頭をフル回転させながら
もう1人の自分に問いながら
そんな姿をさらにもう1人の自分が俯瞰で観ながら
その状況を楽しんでみるようにしています

その試練を乗り越えた先に
どんな風に自分が拓けていくのか
楽しみで仕方がないから

ちょっと苦しくて投げ出しそうなときは
昔、『トリック』というドラマの中で出てきた
「なぜベストを尽くさないのか」という
阿部寛さん演じる上田教授の言葉を思い出します

セオリー通り

サスペンスドラマなのに
シリアスな中にちょっと小ボケをはさんだ
ドラマ自体の独特の雰囲気を思い出すと
不思議と悪い方の力も抜けてきたりするんですよね

時にベストを尽くすというのは
がちがちにばきばきに
全力のパワーを込めることではなかったりします

良い抜け感で
絶妙な柔軟性を頭と心に持ち続けたいなと思います。

セオリー通り

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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