振り切る力

あるとき
頼まれて節分のイベントで
鬼の仮装をして子供達を驚かせるということがありました

実はあまりこういうのが得意ではなくて
何故かというと
“振り切れない自分がいる”というところなんだと思います

たとえば学生時代に友人とふざけたりボケたりするときも
どこかに恥ずかしさが残ったり
周りに迷惑かからないかなと
色々なことが頭をよぎって振り切れず
ちょっと顔が引きつってしまうみたいな

そんな感じです

このイベントのときも
自分のその迷いが出てしまいました

電気を少し暗くして鬼の姿をした僕が登場した瞬間
泣き出す子供の声が聞こえたんです

保護者さんは分かっていて笑っておられますし
怖がりながらも豆を投げてくれれば良いわけで
もちろんそのまま続けるべきなのですが
子供が泣いているとあやしたくなってしまう性もあり
しょっぱなから動揺する自分

「え?このまま続けて良いのか?」という迷いは
イベント主催側からすると少し物足りない鬼に映ってしまったのか
先輩が追加で鬼になりフォローしてくださるという展開に

振り切る力

急な依頼だったので
終了後に感謝はされましたし
その子供もケロッと元気になっていたようですが
何となく自分の中ではもやっとした感情が残り
「こういうところなんだよな」と思い知らされた気がしています

お仕事をしているときにはしっかり振り切れるタイプなんですが
プライベートなどでは弱さが出てしまうんですよね

思いっ切り振り切るということも大事と思っているので
もっともっと磨かなければと反省する出来事でした

皆さんはちゃんと
振り切るところで振り切れていますか?(笑)

振り切る力

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
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