手放して良いもの

ずっと持っていることに慣れてしまっていたり
ずっとそこにあることが当たり前になっていたもの

あるとき
手放さなければいけなくなった

初めは少し寂しさや後ろめたさがあって
何度も振り返ったりしていたけれど

日々を過ごしていると
その空いたスペースには新たに入ってくるものがあったり
その空いた手で新たに抱えられるものができた

そういうものなのかも知れない

自分の心や身体にとって
あるいはそのモノにとって

容量ってそれぞれあるし
耐年数みたいなものもあったりする

「もう要らない」って投げ捨てる訳ではなくて
送り出したり飛び立たせるとかそんなニュアンスで
その手から放してみる(離してみる)

そういうタイミングがあって良いんだと思う

手放して良いもの

手放したとしても
ここまでのベースになっていたことは間違いないので
「今までありがとう」とか
「ここまでお世話になりました」とか
そんな風に添えてみる

また違った形でどこかで出逢えたら
きっとそれも必然なのだと思うから
前向きな“とりあえず”のさようなら

手放すということにも
ポジティブでやさしいイメージを持ってみる。

手放して良いもの

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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