手放して良いもの
ずっと持っていることに慣れてしまっていたり
ずっとそこにあることが当たり前になっていたもの
あるとき
手放さなければいけなくなった
初めは少し寂しさや後ろめたさがあって
何度も振り返ったりしていたけれど
日々を過ごしていると
その空いたスペースには新たに入ってくるものがあったり
その空いた手で新たに抱えられるものができた
そういうものなのかも知れない
自分の心や身体にとって
あるいはそのモノにとって
容量ってそれぞれあるし
耐年数みたいなものもあったりする
「もう要らない」って投げ捨てる訳ではなくて
送り出したり飛び立たせるとかそんなニュアンスで
その手から放してみる(離してみる)
そういうタイミングがあって良いんだと思う
手放したとしても
ここまでのベースになっていたことは間違いないので
「今までありがとう」とか
「ここまでお世話になりました」とか
そんな風に添えてみる
また違った形でどこかで出逢えたら
きっとそれも必然なのだと思うから
前向きな“とりあえず”のさようなら
手放すということにも
ポジティブでやさしいイメージを持ってみる。
投稿者プロフィール
-
ご覧いただきありがとうございます。
ここがあなたの心の寄り処になれますように。
榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。
最新の記事
- カウンセリング2024年11月22日その後、いかがですか?
- スポーツ2024年11月21日批判的に見てしまう癖
- 子供2024年11月20日思いもよらぬ視点
- ふたり2024年11月19日沈黙の意味