きっと認めたくなかった
僕が子供の頃
自他共に認めるくらいの
仲良し家族だったと思います
朝は揃ってごはんを食べて
夜もなるべく揃ってごはんを食べて
休みの日はみんなで食料の買い出しに
スーパーをはしごして一緒にお昼ご飯を食べて
親戚の集まりにもだいたい揃って参加していたし
姉や僕の学校や習い事のイベントなどにもいつも参加してくれていた両親
4人で家でゲーム大会をしたこともあったし
年末にテレビを観ながら年越しをしたり
思い出すと僕が中学生くらいまでは
もちろん時には喧嘩をしたりもしたけれど
一緒に喜び合ったりはしゃいだり
本当にいつも一緒に居た家族だったように思います
徐々に歯車がずれてきて
家族がバラバラになって
僕はその現実を
心のどこかで認めたくなかったというか
見ないようにしていたんだなと気付かされました
両親の離婚後、僕自身も20年近くも連絡を取っていない父親から
母親伝いに昔の写真が大量に送られてきたのを
僕は怖くてずっと開けずにいたんですよね
それがおとといブログを書いていた時
あまりにも自然にそれらを開いて
子供の頃の写真を見て懐かしんでいる自分がいて
少し驚きました
気にしていないと思っていたし
受け容れている、認めていると思っていたので
アルバムたちを開けないことに
自分の中で違和感は感じていました
家族と言えども
それぞれが一個人として生きていると思っているので
恨みとかそういった感情はないのだけれど
どこかでやはり子供の頃の記憶があるから
完全には受け容れきれていなかったのかも知れません
それはそれ
これはこれ
それもひとつ
これもひとつ
あの頃はあの頃
今は今
あなたはあなた
わたしはわたし
他人には言えるのに
自分はできていなかったりするなぁと思うことが
実は最近、別の内容でもありました
きっかけもタイミングも人それぞれですが
自分の中で受け容れられたり認められたりすると
ものすごく心が軽くなったり
前に進める感じがしたりします
家族やご夫婦などにも
それぞれの形がありますが
これをまた学びにして
迷われている方
乗り越えたい方の支えになれたらと
あらためて決意させていただくきっかけになりました。
投稿者プロフィール
-
ご覧いただきありがとうございます。
ここがあなたの心の寄り処になれますように。
榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。
最新の記事
- ふたり2024年12月3日そんなに簡単に嫌いになれるわけない
- 思考2024年12月2日たとえば廊下に落ちたそのゴミを拾うかどうかみたいなこと
- イベント2024年12月1日12月20日(金)10:00~Zoomでお話会
- 人生2024年11月30日受け容れられる場所