秘密基地

子供の頃
ケイドロ(ドロケイ)という警察と泥棒の二組に分かれ
警察が泥棒を捕まえて牢屋に入れるという鬼ごっこの一種で
牢屋に入れられた泥棒も仲間に助けられて再び逃げることができるという遊びが好きで
よく近所の友人達とやっていました

足は速くなかったのですが
かなり華奢だったのでどこにでも入り込めるという強さもありましたし
隅っこ隠れ家的なスポットや秘密基地みたいな所を探すのが好きだったこともあり
友達があきらめて探すのをやめてしまうくらいには
隠れるのが得意だった記憶があります

みんなで遊んでいるのに
ふと1人の世界に入り込んで
そーっと息をひそめるみたいな時間が好きだったんですよね

大人になってからは
さすがに遊びではする機会はなくなりましたが
今でもそういう所を探すのが好きで
それは自然の中だけでなく
隠れ家的なお店みたいなものであったり
人混みの中の一部分的なものも含んだりします

子供も大人も関係なく
自分だけの心の世界ってあると思っていて
時には1人になれる隠れ家や秘密基地みたいなものがあることも大切だと感じているんですよね

自分だけの秘密基地
自分だけの安全地帯

そこで思考を整理したり
呼吸を落ち着かせる時間

いつでもどこでも繋がれる世界で
あえて繋がることをすすんでしないという選択

これもまた
自分を守る大切な“おまもり”になったりします

忙しい
慌ただしい
騒がしい

それがひどい時には
わずらわしい
うっとうしい
しんどい
となってしまうかもしれません

日々の中に
ちょっとした自分だけの“秘密基地”を見つけておくこともおすすめです

どうかむずかしく捉えずに
楽しみながら探していただけたら幸いです。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。

コメントはこちらへお願い致します。