心と運動に関係する情報を、教えてください。 (くれたけ#207)

くれたけ心理相談室のカウンセラーが毎月のお題に答えるシリーズ。
順番が前後しますが、7月の2つ目にお答えします。

一昨日、僕自身が社会人サークルのバレーボール大会に参加してきたことと、
今日の深夜には男子の日本代表が46年ぶりにメダルを獲得という快挙を成し遂げられていた嬉しいニュースがありましたので、
そんなバレーボールと心の繋がりについてお話をしてみたいと思います。

以前に『「あなたの心をスッキリさせる方法」を教えてください。(くれたけ#178)』の中でもお話していますが、
ジャンプをするという行為自体がストレス解消効果や緊張緩和効果があると言われています。
特段大きなジャンプでなくても、
その場で軽くぴょんぴょん跳ねたり、
足腰に不安がある方はプールの中でサイドにつかまりながら跳ねてみるのも良いかも知れません。

もう一つは大声を出すという行為。
バレーボールはラリー中のコミュニケーションがとても大切なスポーツなので、
声を出すということがとても大切になってきます。
誰がそのボールを取るのか、
ブロックでワンタッチをしているのか、
どこにトスが欲しいのか、
誰に打ってほしいのか、
今のプレーの修正点はどこなのかなどなど、
ゲーム中でも休憩の間でもたくさん声を出します。

大声を出すと横隔膜が動くことで自律神経に刺激を与え、
副交感神経の働きを促すことができるので、
ストレス解消リラックスに繋がると言われています。

コミュニケーションという点で見ても、
バレーボールはブロックのワンタッチを除いては1人が2回連続でボールを触ることができないスポーツなので、
必ず2人以上の人がプレーに関わってくることになります。

自分が拾ったボールを誰かが繋ぐとか、
誰かがあげてくれたトスを自分が打つとか、
“繋がり”を意識できる素敵なスポーツだと思っています。

本格的にやろうと思うとなかなか準備が大変かもしれませんが、
柔らかいボールもありますし、
風船などのようなものでも雰囲気は味わえると思います。
ぜひバレーボールと心の繋がりに皆さんも触れていただけたら嬉しいなと思います。

以上、お答えいたしました♪

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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