良い状態を思い出す

経年劣化やメンテナンス不足で
調子の悪い機械がある

それでも使えることは使えると
買い替えることもせず
かといってメンテナンスもせずに使っていた

あるとき
手の空いた誰かがメンテナンスをしてみたら
びっくりするくらい使い心地が良くなって
良かったときはこんなにも動けていたんだと気付かされる

かっこよく筋肉をつけるため
身体を鍛えたいという人がいる

トレーナーはさっそくトレーニング方法を教えてくれるかと思いきや
身体を一通りチェックした後
まずは整骨院で身体を整えた方が良いかもしれないと言う

いまいち納得できず
自分でネットや動画で観た筋力トレーニングをやってみるが
なかなか思うようにはいかない

もちろん筋力トレーニングは必要なのだけれど
正しい姿勢を取れていないと綺麗に筋肉はつかないし
それ以外にも呼吸や食事など色々な要素が噛みあって
身体づくりも進められていくもの

まずは土台を整えることから始めてみるのも
ひとつの大事な視点

心や身体、さまざまなモノ

ずっと傍に居ると
不安や不満、不具合や不調にも慣れてしまったり
「まぁ、こんなもんか」「それはそれで良いや」なんて
それほど気にならなくなってしまったりする

良い状態のときってどんなだったかな?
って思い出してみることも大切だし
良い状態であることの身軽さみたいなものを
あらためて実感しておくことって大切

もしかしたら物理的にも心理的にも余裕ができて
もっと楽に歩むことができたり
もっと自然に笑うことができたりするかもしれない

良い余白を生み出すためにも
あらためて自分に対しても
丁寧に触れ合ってみる時間を作って差し上げて下さいね

心の状態を整えたいときは
ぜひ心理カウンセリングを。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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