ディープインパクト

2022年5月29日 2022年5月29日榊原一樹

榊原一樹

17年前の今日、
僕は彼に出会いました。

その名は、
ディープインパクト。

圧倒的な末脚で、
何頭もの馬を置き去りにして勝ち続けた、
国内無敗の三冠馬。

この年に大学進学のために横浜に移り住んだ僕ですが、
東京競馬場がどこにあるかも知らないくらいの田舎者でした。

たまたまサークルの先輩が日本ダービーを観に行くという話を聞いて、
ディープインパクトが観られるのか！
観に行ける範囲にそんな大きな競馬場があるんだ！と興奮。
連れて行ってもらうことになりました。

子供の頃から親や親戚、友人やダービースタリオンというゲームの影響で、
競馬はなんとなくずーっと観ていました。
札幌にも競馬場があり、
何度か足を運んだことはありますが、
当時はそこまで魅力を感じていたわけではありません。

2005年5月29日。
開場前から並ぶということで、
朝早くから東横線と南武線を乗り継いで府中本町駅へ。

確か開場のかなり前に着いたとは思いますが、
その時点でもう大変な行列ができていました。

後々知ったのは、
その日の東京競馬場には14万人もの方が来場していたのだとか。

自由席を確保するために全力で走る(転んでいる人もいた)大人達の姿はなかなか滑稽でしたが、
僕は東京競馬場の壮大さに圧倒されていました。

待ちに待って15時40分の日本ダービー。

久し振りに映像で観て、
懐かしさとかっこよさで鳥肌が立ちました。
色々な想いが込み上げて泣けてきます･･･。

飛ぶように走る。
その言葉がまさにぴったりの走りで、
一瞬で心を持っていかれた感動を今でも忘れません。

正直、競馬場って、
薄汚くて暗いイメージありませんか？
僕は子供の頃はそんなイメージでした。
たばこの煙がすごくて、
怒声や罵声が飛び交っていて･･･みたいな。

そんなことないんです。
建物は綺麗で、
分煙もされていて、
内馬場と呼ばれるコースの内側のスペースは公園の様になっていて、
家族連れなどがシートを拡げてピクニック気分で過ごされていたり。
美味しい食べ物もいーっぱいあります。

そして広い芝生の美しさもまた魅力だったり、
天気の良い日は夕焼けもすごく綺麗だったり。

馬の走るスピードの速さや、
足音の迫力、
つやつやの毛と筋肉。
馬自体の魅力もたくさんあって見惚れてしまいます。

僕はギャンブルにはあまり興味がなくて、
そういう運も持っていないという自覚があるので、
馬券を買うとしても好きな馬を応援する意味で数百円買う程度です。
買った分が返ってきたらラッキーくらいな。

開場から閉場の17時くらいまでひとりで行って、
本を読んだりお昼寝をしていたこともあります(笑)

今日の札幌はひどい雨と風ですが、
東京はとっても良い天気の様ですね。

ぜひ一度、
お友達やパートナー、ご家族などと行かれてみてはいかがですか？

5月最後の日曜。
よい一日をお過ごしください♪

榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部心理カウンセラー

ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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