代案

その意見に疑問がある
そのやり方に不満がある
その言動に不快感をおぼえる

世界には色々な人がいますから
なかなか全部がOKという訳にはいかないこともありますが
だからといって
ただ批判をするとかただ非難をするだけで終わるのも
なんだか自分本位な気がして
必ず心掛けていることがあります

「じゃあ、自分ならどうする?」
と自分に問いかけてみること

その意見に対して思うところがあるならば
自分ならどう考えるだろうか?

そのやり方に不満があるならば
それに替わる代案はあるだろうか?

その言動が不快に感じる人が多いならば
どう表現すればそうはならないか?

そして
その意見ややり方や言動について
理解できるところはないだろうか?ということも考えます

「なるほど、そういう考え方もあるか」
「その中でもここは共感できる」
「これは自分にも取り入れたい」などなど

全部頭ごなしに拒んでしまうと
それに含まれる大切な気付きや学びを見逃してしまったりする

人それぞれに背景や歩みがあってここまで来ているのだから
最大限に尊重しながら広げたり膨らませることができたなら
それはきっと足し算ではなくて掛け算になっていく

そんな風に信じています

せっかくならば
心で“繋がることができる”という僕らの大きな醍醐味を活かして
小さな輪から大きな円になって
すべてを優しく包む球になったら良いなと思います

まずはこの世界の片隅から。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

榊原一樹のプロフィールはこちらからご覧ください。

コメントはこちらへお願い致します。