素の尊さみたいなもの

たとえば大口を開けてあくびをしちゃったところを
誰かに見られていて恥ずかしげに口を押さえる姿とか

たとえばくしゃみが出そうで出ないときの
何ともいえない力の抜けた表情とか

僕はそういう人や動物の
“素の可愛さ”みたいなものが好きです

プライベートやカウンセリングの中でも
熱くなってお話をされた方が
「自分ばかり話してごめん」とか
「ついつい話し過ぎちゃって」と言われることは
むしろ大歓迎であるわけで

感情が昂って涙が出たり怒りが出たりした後に
恥ずかしげに笑う姿なんかも
本心が見られて喜ばしいことです

人のお話を聴いていく中で
そういった一面が見られると
安心感を持ってくれているのかなと
こちらも安心できたりするんですよね

それがあなたの“本当”で
それがあなたの“今ここ”で

そこに寄り添わせていただけることって
どんなに尊いことか

本当にそのままでかまいません

話すということだけでも
思考に刺激が加わったり
新たに気付きを得られることがあったりします

今のありのまま
浮かぶものから順番に
とりあえず心の中から取り出していく

そんなイメージでお話しいただけたら良いんです

僕はいつも同じ空の下
ここにいますからね。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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