締め付けなければいけないような気がしていて

子供の頃から
靴ひもはきつく締めるのが当たり前だと思っていて
「急に走らなくちゃいけなくなったときにも便利」なんて
訳のわからない言い分でずーっとそうしていたけれど

ある靴に出会った時
デザインが好きでお気に入りなのに
自分の足の形と微妙に合わなかったことから
あえて少しゆるめて履いてみたことがありました

結果的にはそれで良かったし
それが良かった

そもそも急に走らなくちゃいけない場面って
映画やアニメのヒーローじゃあるまいし
そんなにないんだということにも気付きました(笑)

自分の体型を活かすのに
スキニーパンツなどの細めの服を着るのが最適だろうと思っていた頃があって
「それ以外は着ないんだ」なんて言っていた頃がありました

あるとき
自分と似た体型の方が
全体的にオーバーサイズでワイドな格好をしているのを見たとき
それがとても良い意味でラフでかっこよくて
真似をしてみたら
自分にとって心地好さがあることに気付きました

本当は自由で良いのに
本当は色々な選択肢があって良いのに

ときに自分で締め付けてしまったり
自分で決めつけてしまっていることってあったりします

“ほどく”とか“ゆるめる”ということは
心や身体に良い余白をもたらすことなのかも知れません

そして
一度ほどいたりゆるめたからと言って
そのままでいなければいけないわけでもなく
そこからちょっとだけ戻してみたり
元通り以上に戻してみたりしたっていいわけで

自分で選んで
自分で決めて良いことなんですよね

迷走しているかも知れないって思ったときには
誰かに相談して外から見てもらったりするのも良いと思います

もちろんずっと同じで居られることも素敵なことですが
少し凝り固まっているだけなのかも知れないとか
違和感を感じたりしたら
それは【ひらいて取り入れてみる】きっかけなのかも知れません。

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

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