TRP

東京レインボープライド2022。
昨日まで3日間、
代々木公園で開かれていた、
LGBTQをはじめとするセクシャル・マイノリティの存在を社会に広め、
「“性”と“生”の多様性」を祝福するイベントです。

主催する特定非営利活動法人 東京レインボープライドは、
「らしく、たのしく、ほこらしく」をモットーに、
性的指向および性自認にかかわらず、
すべての人が、
より自分らしく誇りをもって、
前向きに生きていくことができるHappy!な社会の実現を目指しています。
(TRP2022公式HPより)

 

皆さんの周りには、
セクシャル・マイノリティの方はいらっしゃいますか?
時代の変化もあったり、
こういったイベントなどで活動されている方の多大なる努力のおかげで、
オープンにされている方も増えてきているのではないかと感じます。

 

さらっと言いますが、
かくいう僕も“バイセクシャル”です。

僕自身は、
あまり性自認についてネガティブに捉えたことがなくて、
そもそもが変人なので、

左利きとか、
アトピー持ちとか、
A型とか、
両親が熟年離婚しているとか、
山羊座とか、
浪人させてもらってまで入った大学を1年で辞めたとか、
寅年とか、

そういったステータスのひとつだと思っています。

だから“カミングアウト”という表現も、
なんだか隠さなければいけなかったことのようでピンときません。

あんまりこういう言い方をすると、
「もっと主張すべき」とゲイの友人に怒られますが・・・。

 

心理カウンセラーとして活動していくにあたって、
どういう影響があるだろうかというところの、
自分の中での決心のようなものがついたので、
あえてさらっと公開させていただきました。

僕個人としては、
「へぇ、そうなんだ」くらいの反応が一番ありがたいです。

セクシャリティを売り物にしたいわけでもないですが、
あとで違った形でわかるより、
自分から発信することで、
何かこのことで同じ立場の方や、
近い立場の方に届くものがあるのならと思った次第です。

 

セクシャルにかかわらず、
マイノリティの問題というのは、
世界各地様々な内容で発生しているのものです。

そして、
それぞれに境遇が違えば、
それに伴う思いも違っているもの。

 

蔑まれたり、
罵倒されたり、
軽んじられたりというご経験がある方もいれば、

励まされたり、
寄り添ってくれたり、
何も変わらず付き合ってくれたりというご経験がある方もいると思います。

 

大それたことは言えませんが、
できれば“同情”とか“憐れみ”というスタートではなく、
“知る”とか“認める”とか、
そんな何気ないスタートから、
お互いがたくさん話し合い、
理解が生まれる社会になればいいなと期待しております。

 

特別なものは要らないし、
“特別”がもし在るのだとすれば、
それはきっとそもそもこの世のすべてのはず。

まずはご自分を大切に。

 

投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
ご覧いただきありがとうございます。

ここがあなたの心の寄り処になれますように。

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