学校に行きたくなかった

高校生の頃
そんな日々がありました

学校が嫌いだったわけでもなく
いじめを受けていたというわけでもありませんでしたが

ただ時々
自由にやらせてよ
自分のペースで歩かせてよ
といった学校空間や集団行動の枠が
物凄く煩わしく感じてしまうことがあって

学校に行くふりをして
親が仕事で家を出た後に家に帰ってきたり
自転車でどこか遠くへ行ったり
具合悪いふりをして早退したり
授業前にトイレに行くなんて言って
しばらく校庭の隅で座っていたり。

普段は表面上
真面目な態度や行動を取っていた方でしたし
勉強自体は好きだったので
苦手科目以外は成績も悪くない方だったので
疑われずにこれらの事を済ませていましたが

どうやら母親には気付かれていた様で
辞めるんじゃないかと思っていたこともあったと
後々聞かされたことがありました

それでも
無理矢理ああしろこうしろという母ではなかったので
それに甘えて好き勝手やらせてもらっていました

その代わりではないですが
自分の中での基準を作って
得意科目ではクラス内5位以上を保つとか
全教科合計で学年100位以内に常に入るみたいなポイントは
押さえるように意識をしていたつもりです。

見守るとか
許すとか
認めるとか
それぞれの関係において
色々な形があると思います

何が正解か

きっと答えもふたりの中にしかないですし
ふたりの中ですら
あの日と今とでは違うかも知れない

「あなたのためを思って」みたいな言葉を使わなかった母に
僕はずっと感謝していますし
僕らにとってのあの日は
気にはするけど信じるという母の行動が
ぴったりはまっていたんだと思います

決めつけてしまうそうになったとき
まだ見えてない部分があるかも知れないと感じたとき

誰かをはさんで
話し合う時間があっても良いと思っています

大切なふたりの世界だからこそ
分かり合うことをあきらめない

心理カウンセリングでは
親子のおふたりカウンセリングや
ご家族でのカウンセリングも承っております

お互いの理解を深める時間として
ご利用ご検討いただけましたら幸いです

よりよいおふたりのために。

カウンセリング
ふたり
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投稿者プロフィール

榊原一樹
榊原一樹くれたけ心理相談室札幌支部 心理カウンセラー
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