自身の性格やクセの悩み(くれたけ#209)
くれたけ心理相談室の月々のお題にカウンセラーがお答えするシリーズ。
番号は前後しますが、8月の1つ目にお答えします。
①先入観・固定観念
カウンセラーのお仕事を始める前から、
わりと人や物事に対してフラットに見る人間だったので、
場合によっては冷たいと思われるくらいでしたし、
何にでもとりあえず興味を持ってみるというスタンスで生きてきたので、
あまり先入観や固定観念はないと思っていたのですが、
なぜか食べ物や食事に対する先入観や固定観念が強いということに今年気付きました(笑)
過去ブログ『牛肉が好きになるなんて思ってもみなかった』『ずっと傍に居たのに』の中でもお話しましたが、
昔は好き嫌いがすごく多く、
嫌いなままだと思い込んで20年くらい見向きもしなかった食べ物や飲み物たちに、
20代終盤から今になって惹かれることが多々あります。
一番最近の気付きは、
“味噌汁は温かいもの”という固定観念に縛られていて、
夏でも必ず沸くまで温めてから飲んでいましたが、
札幌でも30度越えが続く日々の中で、
鍋ごと冷蔵庫に入れた味噌汁を試しに冷たいまま飲んでみたら、
「めちゃくちゃ美味しいじゃないか!」と目を丸くして驚いたことです。
調べてみると宮崎県をはじめ、
各地で郷土料理として『冷汁』というものがあるのだと初めて知りました。
熱中症対策の塩分摂取にもおすすめです♪
②他人が気になる
自分のことがうまくいっていない時って、
他人の目が必要以上に気になってしまったり、
他人の行動や活躍が変に気になってしまうことがありました。
どう見えるか、どう評価されるかということは、
ある程度、大切なことだとは思いますが、
必要以上に気になってしまうと、
ただビクビクしてしまったり、自分らしさを失うことにもなりかねません。
また、他人が何をしているかが変に気になってしまったり、
他人の活躍が目や耳に入ってきて、
それを素直に認められなかったり喜べなかったりした時は、
嫉妬心や悔しさに苛まれ、自尊心が下ってしまうようなことも。
(過去ブログ『隣の芝生は青く見える』)
今ではすっかりこういった感覚や感情はありませんが、
共通して言えたのは“自分を見つめ足りなかった”というところだったと思います。
体調面や精神面を含めて自分を見つめ直し、
【今、ここでの自分の立ち位置】
【今、ここから自分がやるべきこと】
【自分に合うもの、合うやり方】
といったところにフォーカスしていくと、
自然と、そして良い意味で他人のことは気にならなくなりました。
“クセ”は“特徴”であり、
“悩み”があることは“改善の余地”があることだと僕は思っています。
今の自分も知って、受け入れて、
楽しみながらこれからの自分を築いていく。
そんなイメージを持ってみるのも良いかも知れません。
以上、お答えいたしました。
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